こんにちは!
ドラムとパーカッションの講師、篠奈々子です。
今までvol.1~3までキューバのラテン楽器や音楽について書いてきましたが、今回はそもそもラテン音楽っていったい何?ボサノバもラテン音楽なの?
タコスを食べてる国がラテンの国‥‥?ということを書こうと思います。
「ラテン音楽」について、きっと一般的な知識としてい知られてるはマンボNo.5のような雰囲気ではないかと思います。
(hk613さんの動画より引用)
わかりやすいですね〜!
聴いたことありますよね!
誰でも1回はこの掛け声、マネしたことがあるんじゃないでしょうか?笑
そもそも、ラテンの定義ですが一般的には「中南米(ラテン・アメリカ)の音楽のことになります。
ただ、中南米はヨーロッパの国々が入り乱れて植民地化してきた歴史があるため、人種・文化ともにいろいろと複雑です。
なので、ラテン・アメリカと呼ばれる地域は
◎「メキシコ以南の北米大陸、カリブ海地域全域、南アメリカ大陸全域の3地域とその周辺の島々」が広義のラテン・アメリカ
◎「ラテン的文化を保有する限られた国と地域」が狭義のラテン・アメリカ
「広義のラテン・アメリカ」と「狭義のラテン・アメリカ」が出てくるぐらい、国分けも音楽も定義がはっきりとはしていないと言えます…
むずかしいことを上に書きましたが、日本における1番一般的な解釈としては
スペイン語圏の音楽が「ラテン音楽」
ポルトガル語圏の音楽は「ラテン音楽に含まない」
が結論なんだそうです。
☆スペイン語圏(メキシコ、キューバ、プエルトリコ、ドミニカ、ジャマイカなどなど‥)
音楽‥ルンバ、サルサ、ソン、チャチャチャなど
☆ポルトガル語圏(ブラジル)
音楽‥サンバ、ボサノバ、ショーロなど
美味しいタコスがあるメキシコはラテン音楽の国です!
実は活動するパーカッショニストでも、このキューバ系の「ラテン系ミュージシャン」と「ブラジル系ミュージシャン」の棲み分けがあったりもします。もちろん関係なくマルチにやる人もいっぱいいます。
今まで奈々コラムvol.1とvol.2で紹介した楽器達はスペイン語圏のキューバのラテン楽器なのです♪
ポルトガル語圏のサンバや、ボサノバ、ショーロなどでは全く別の楽器が使われます。
音楽の雰囲気もガラッと変わります!
次回は、今回説明したポルトガル語圏で演奏される音楽で使われる楽器などを紹介しようと思います!!
最後まで読んで頂きありがとうございました٩( ᐛ )و♡